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Magicsで扱うファイル形式に関する内容です。
Magicsのデータ変換はMatConvertという別のモジュールが実行します。
ソリッドデータ又はメッシュデータ（以下、略して「3Dデータ」という。）を読み込むとき、
MatConvertに変換されてファセット(Facet)データからなるSTLデータをMagicsに渡します。
ユーザーはソリッドまたはポリゴンデータをMagicsから直接読み込む時、結局ファセットデータからなる形状の見た目
情報だけが含まれたSTLフォーマットに変換され、Magicsにロードされると言えます。 STLデータをすぐ読み込む場合は、
Convert(変換)ではなくすぐ読み込みます。
名前
* MagicsをインストールするとMat Convertが別途にインストールされることが確認できる。
* MagicsですぐにImportが可能なファイルフォーマット
- Native format of Rhinoceros. Versions up to 5.0 are supported.
- Versions up to 4.24 are supported.
- Versions from R7 to V5-6R2016 are supported.
- Versions from R2010x to R2016x are supported.
- Versions up to 10 are supported.
- Versions from Pro/E 2000 to Creo 3.0 are supported.
- Standard ACIS Text (SAT) files of versions up to 2016 1.0 are supported.
- Supports versions up to Solidworks 2017.
- Versions AP 214 and AP 203 are supported.
- Versions from Unigraphics V15 to NX 11 are supported.
- Autodesk Inventor format, versions from 9 to 2016 are supported.
- Only 3DFACE entities are imported.
- Versions up to 2017.1.0 is supported.
- Versions up to 1.5 is supported.
- Native format of Google SketchUp. Versions up to 2017 are supported.
- VRML 1.0 and 97 are supported.
Magcisではこのように多様な3Dデータを読み込んで3Dプリンティングまでのプロセスを進めることができるソリューションです。
インポートさせる時に注意する点は、CADデータをすぐ読み込む場合、必ずフィクシング(Fixing)段階を経由しなければならないという点です。
エラーを最小限に抑えるためにはCAD段階で正確な寸法と公差を適用してSTLでエキスポートさせ、さらに
Magicsでインポートさせるのが一番良い方法です。
*サンプルデータでUG-NXで作業し、インベンターワールドカップに出たモデリングデータです。
* MatConvert実行ウィンドウ
Magicsは上で説明したように様々なCADファイルフォーマット規格をすぐに読み込むことができます。
STLは、Convertを経ずにロードされますが、その他のファイルは、MatConvertによってインポートされます。
上記のウィンドウは、STLデータ以外の他のデータを読み込むときにのみ表示されるMatConvert実行ウィンドウです。
ここでは、ファイルをファセット（Facet）データであるSTLに変換しながら、どのような作業を行うのかチェックしてすぐに読み込むことができます。
簡単なFixingもできます。
* UG-NXでSTLで流した後、Magicsですぐにローにした場合
上下を比較すれば分かると思いますが、STLは基本的にカラー情報を持っていません。
Magicsで変換するときにカラー情報を取得してSTLのファセットデータにそのカラー情報を着せたものです。
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